お疲れさまです。ゲッティです。
今回の記事は、休職3~4週目の生活を書いていきます。
心療内科で処方された薬が効かない
心療内科で処方された薬を、1日に5回ほど飲んでいました。
私が飲んでいた薬は、抗うつ剤と呼ばれるものではなく、神経、血圧、胃などに効く薬です。
メインが「ピーゼットシー」という薬です。
この薬は、脳の神経を調節し、精神症状を改善して、不安や緊張、吐き気などの症状を和らげる働きがあるそうでです。
しかし、この薬を飲む前と比べて、症状が和らいでいる感じはありません。
人によっては、飲んだ翌日に効果が出て、元気になる人をいるそうですが、私には効果がなかったようです。
いきなり会社から異動の電話が
定期的に薬を飲んで、自宅で安静にしていたところ、会社から電話がかかってきました。
私は子会社に出向していましたが、その子会社の社長からの電話でした。
それは、私の異動に関する電話でした。
なんと、親会社に戻ることになり、東京本社の中枢部門に異動することになりました。
社長から「お疲れさま。体調は大丈夫?部長から話は聞いたけど、今回は本当に大変だったね。本日内示があって、2018年7月2日付で親会社の東京本社の事業部に異動が決まったよ。この事業部は、子会社とも仕事で関わりのある部門だから、子会社での経験も活かせると思うよ。今回は色々あったと思うけど、あまり考えすぎず、新しい部門でも頑張ってね。」
その言葉を聞いた瞬間、私は固まってしまいました。
パワハラで休職することになった当時の私には、自信というものがまったくない状態でした。
3か月程お休みをいただきたいと思っており、復帰に関しては産業医と面談をしてから、日程を決めていくと思い込んでいたので、驚きました。
会社は、どうしても私を傷病休職扱いにしたくないようで、すぐに異動の通知を出してきました。
私は、傷病休職から復帰した人でも働きやすい環境を希望しており、人間関係を一新するため、地方の忙しくない部署で調整していくイメージでした。
しかし、内示を受けた東京本社の事業部は、非常に忙しい部門で有名でした。
長時間労働は当たり前で、忙しい東京本社の中でも1、2を争う忙しさで有名な部門でした。
しかも、この事業部は子会社と仕事で関わることが多く、人間関係は多少は変わるものの、人間関係を一新できる環境ではありませんでした。
傷病休職した自分が復帰できるところではないと思ってしまい、気分はどん底まで落ちてしました。
しかし、その電話でいきなり断ることはできないので、私は「ありがとうございます。気持ちを新たに頑張ります。」と言ってしまいました。
続けて社長から「異動に関する書類を渡したいから、本社まで来れる?」と言われたので、これも承諾しました。
電話を切ってからしばらくは、放心状態でした。
薬を飲んでいましたが、一気に不安や緊張に襲われました。
先週の心療内科では、処方された薬さえ飲んでいれば、どんな環境でも復帰できると言っていましたが、とても復帰できるような状態ではありません。
行きつけの心療内科で相談し、復帰するためにもっと効き目のある薬をもらうか、別の心療内科で話を聞いてもらうか、もし復帰できなかったらどうなってしまうのか、そんなことで悩みながら休職3週目は終わりました。
異動通知が出た後、行きつけの心療内科に相談してみた
異動の通知を受け取った後、動悸と息苦しさがあったので、行きつけの心療内科に相談しに行きました。
私が「異動通知が出た後から落ち着かなくて、薬が効いていない感じがするので、他に効きそうな薬はありませんか?」と言ったところ、
先生からは「しばらくしたら落ち着くので大丈夫ですよ。他の薬は蓄積性があり、あなたの症状にはお薦めしません。処方した薬をしっかり飲んで安静にしていれば、7月2日に復職できますよ。」と言われました。
心の中ではまったく復職できるイメージがありませんでしたが、先生に本音を打ち明けることができずに、診察は終わってしまいました。
心療内科は基本的に混んでおり、再診に関してはゆっくり話を聞いてもらえる環境ではありません。
もっと色んなことを相談したい気持ちでいっぱいでしたが、他の患者の診察が2~3分で終わっている中で、自分だけ時間を取ってもらうわけにもいかず、気を使ってしまい、モヤモヤした状態で終わることがほとんどです。
結局薬も変わらず、このまま7月2日の復職に向けて、準備をしていくことになりました。
復職前に、体調を崩す
復職が近づくにつれて、日に日に元気がなくなっていくのが自分でもわかりました。
息苦しさが増していき、復職のことで頭が支配されていました。
復職4日前になり、いつも通り家で晩ご飯を食べているときに、ふと考えてしまいました。
「このままご飯を食べて、寝て起きての生活を繰り返すと、多忙な東京本社への復職が近づいてくる。この復職からは逃れられない。」
こう考えてしまった次の瞬間、一気に体調が悪くなり、腹痛と吐き気に襲われました。
休職前とほぼ同じ状況で、同じ症状を繰り返してしまいました。
晩ご飯を食べられる状態ではなくなったので、すぐにベッドで横になりました。
1時間くらい横になっていると、症状が少しづつ和らいでいきました。
「東京本社への復職を考えるだけで、体調を崩してしまう。とても働ける状態ではない。」
こう思った私は、7月2日に復職しないと決めました。
異動を断ったらどうなってしまうのか、非常に心配でしたが、自分の健康が第一と考え、会社の指示に従わない決断をしました。
現在の休職は、有休を消化している状態でしたが、これから長期で休む場合は、傷病休職扱いになるはずなので、医師の診断書が必要でした。
しかし、行きつけの心療内科では、復職できるという判断をされ、診断書をもらえなかったので、頼れそうにありません。
そこで、以前調べていた、川崎にあるもう1件の心療内科に行くことにしました。
運よく翌日の昼に予約が取れたので、そこで話をしっかり聞いてもらって、診断書を書いてもらうことにしました。
こんな感じで、休職4週目が終わりました。
コメント