森永の「小麦胚芽のクラッカー」ってダイエット向けのお菓子?そもそも「小麦胚芽」って太りにくいの?
小麦胚芽を使った低糖質クラッカーを、自分で作ってみたい!
このように思っている人に向けて、記事を書いています。
こんにちは。ろっこりぃと申します。
糖質オフダイエットで、10キロの体重減に成功したライターです。
それ以来、糖質オフスイーツ作りにハマっています。
この記事のテーマは「小麦胚芽」です。
市販の食品では、森永の「小麦胚芽のクラッカー」や「小麦胚芽パン」などが売られていますね。
小麦粉に比べると、なんだか栄養豊富で太りにくそう…という印象がありますが、実際のところダイエットに向いているのか気になりませんか?
そこでこの記事では、「森永の小麦胚芽のクラッカー」や「小麦胚芽」の、栄養や糖質量についてまとめてみました。
私が出した結論を先にお伝えしますと、
「森永の小麦胚芽のクラッカー」は、そもそもダイエット用に作られたお菓子では無いので、いっぱい食べたら普通に太る。
それに、小麦胚芽=糖質オフの太りにくい食材ではありません。
小麦胚芽は糖質をそれなりに含みます。
ただ、ビタミン・ミネラルなどの栄養価が高いため、健康食品として活用するべき食材です。
その内容について記事内で詳しく説明していきます。
また、後半では小麦胚芽・大豆紛を使ったクラッカーレシピも紹介!
砂糖・卵・バター・小麦粉不使用なので、市販の小麦胚芽のクラッカーに比べて糖質オフのレシピになっています。
レシピをすぐ確認したい人は➡「大豆粉・小麦胚芽クラッカーのレシピ」ダイエット用の太りにくいお菓子を探している人にピッタリ!
ポリ袋でモミモミして焼くだけなので、お菓子作りが初めての人やお子さんでも簡単に作ることができますよ。
「そもそも小麦胚芽って何?」と思われている人は、こちらの記事も参考にしてください。
また、レシピを動画にまとめてみました。動画のほうがお好きな方はこちらをご覧ください。
森永「小麦胚芽のクラッカー」はダイエット向けのお菓子?
冒頭でも少しお伝えしましたが、小麦胚芽のクラッカーは、糖質オフダイエット向けのお菓子では無いと思います。
なぜなら理由は以下の2つ。
➀小麦粉を多く含む
➁そもそもダイエット用の商品じゃない
原材料名を見てみると、以下のように小麦粉が1番最初に、小麦胚芽が2番目に記載されていますね。
基本的にこの表示は、使用した量が多いものから順番に記載されています。
つまり、小麦粉が1番多く入っているということ。小麦粉の主成分は糖質です。
それに、2番目に多く含まれている小麦胚芽にも、糖質が割と多く含まれています。
そのため糖質オフダイエットを頑張っている人にとって、オススメできる間食ではありません。
ただ、栄養成分表示を見てみると、1パック(8枚)あたりの糖質量は11.0g。
ちなみに私の大好きな「森永のチョコチップクッキー」は、1枚あたりの炭水化物量が6.0g
チョコチップクッキー2枚分とほぼ同じ糖質量と考えると、8枚食べたほうがお得感はありますね(笑)
また、そもそもパッケージのどこにも「糖質オフ」とか「ダイエット」という記載はありません。
ただ、パッケージに書いてある通り、食物繊維・鉄分・ビタミンEなどの栄養を摂取できるところが、このお菓子のメリットです。
これらは小麦胚芽に含まれる栄養なので、粉類が小麦粉だけで作られたお菓子には無い特徴です。
そのため、粉類が小麦粉だけで作られたお菓子や、砂糖たっぷりの甘いお菓子を食べて小腹を満たすのであれば、このクラッカーを食べたほうが健康に良いでしょう。
太りにくいお菓子というわけでは無いけれど、
普通のお菓子に比べれば、健康に良いということだね!
小麦胚芽の栄養を摂ることができ、なおかつ糖質オフなお菓子を食べたい人は、
私が考えた「小麦胚芽大豆粉クラッカー」がオススメです。👇レシピをチェック
次の項目では、「小麦胚芽の栄養」についてもう少し詳しく見ていきましょう。
◆小麦胚芽の栄養を含むため、小麦粉だけで作られたお菓子よりは栄養豊富
「小麦胚芽」ってどんな特徴があるの?
今回はこちらの小麦胚芽を参考にしながら、糖質量・どんな栄養が入っているのか調査していきたいと思います。
私はお菓子作りをするとき、よく小麦胚芽を使用するのですが、なかなか普通のスーパーに売っていません。
そのため、いつもネットで購入しちゃいます。
糖質が意外に多いけれど…
では、栄養成分表示を見ていきましょう。なお、小麦胚芽は2020年10月に購入したものです。
まず注目したのは「糖質」
糖質は「100gあたり39.0g」入っています。
100gはこのくらいです。
ちなみに、小麦粉(薄力粉)100gあたりの糖質量は約70g。
小麦胚芽は小麦粉に比べれば糖質が低めですが、「小麦胚芽を使っている=すごく糖質オフ」というわけでは無いようです。
ただ、小麦胚芽は多めに入れると味が濃厚になりすぎて食べにくいというデメリットも併せ持っています。
そのため、そもそもたくさん摂取できるものではないようです。
パッケージの裏側の「お召し上がり方」にも「少量ずつ使うように」という文言が記載されています。
・大さじスプーン1杯をそのまま
・ホットケーキやクッキー、お好み焼き、天ぷらの衣に1割くらい混ぜて
私は試しに、小麦胚芽100%のマフィンを作ってみましたが、
「美味しいけれど、濃厚すぎて少し食べたら飽きる」という結果になってしまいました。
森永の小麦胚芽のクラッカーはサッパリとした風味なので、小麦胚芽はそこまでタップリ入っていないんじゃないかな?と思います。
ちなみに、小麦胚芽は大さじ1杯あたり約12g。単純に計算して糖質量は、大さじ1杯=約4gのようです。
ビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり!
パッケージでも「食物繊維・鉄・亜鉛・ビタミンB1、B6、E・葉酸・ビオチンたっぷり」とアピールされているほど、小麦胚芽は栄養価の高さが魅力です。
ここでは「ビタミンB1」「亜鉛」「鉄」に注目してみました。
「ビタミンB1」は、体の中で糖質をエネルギーに変える役割があるため、不足すると疲れやすくなるそうです。
小麦胚芽に含まれるビタミン類の魅力は、こちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
「亜鉛」は、皮膚や粘膜の健康を維持するのに重要な栄養。不足した場合、味覚を感じにくくなるなどの問題が起きやすいそうです。
亜鉛は魚介類に多く含まれています。
我が家はそこまで頻繁に魚を食べないので、
亜鉛不足にならないように、小麦胚芽を活用したほうがいいかも…と思いました。
最後に「鉄」。
血液(赤血球)を作るのに大事な栄養素で、不足すると貧血による頭痛や疲労感、息切れなどの原因になりやすいそうです。
特に女性は月経による出血・出産などによる鉄分不足になりやすいため、きちんと摂取することが大切。
鉄分を多く含む食材は、魚・肉・貝・緑黄色野菜・海藻などがあります。
このように、小麦胚芽には重要な栄養がたっぷりです。
他の食材で摂取できればいいのですが、忙しい毎日でついつい偏った食事になりがち…
毎日スプーン1杯の小麦胚芽を摂取すれば、気軽に栄養を摂ることができそうですね。
◆少量ずつ毎日食べる習慣をつくることが大切!
手作りクラッカーレシピ
なるべく糖質オフのお菓子が食べたい人にオススメの、「大豆粉&小麦胚芽クラッカーレシピ」を紹介します。
普通のクラッカーのように、サクサクした食感ではなく、バリっと食べ応えのある食感です。
香ばしい素朴な風味が楽しめますよ。
材料
約15枚分の材料はこちらです。
作り方
マグカップなどにポリ袋をかけると、材料が入れやすいですよ。
塩は入れすぎるとしょっぱいので注意!私は二振りくらい入れました。
もし、パサパサしてうまくまとまらない時は、水を足しましょう。
ポリ袋の上から、麺棒で伸ばします。
なるべく薄いほうがパリパリして美味しいので、2~3ミリを目安に伸ばしましょう。
ポリ袋の上から、フライ返し等を使用してカットします。
クッキングシートに移すときは、ポリ袋をハサミでカットして表面だけ剥がし、シートを乗せてひっくり返すと簡単です。
焼く前に、箸で穴を空けるとアクセントになってかわいいです(^^)
表面が固くなるまで焼くことがポイントです!
まとめ・オススメの記事
以上、小麦胚芽の特徴やレシピを紹介しました。
小麦胚芽は、少量入れるだけでも素材そのものの香ばしさ・甘みが引き立つので、調味料を少なめにしても美味しくいただけます。
また、大豆粉やおからパウダーを使用したクッキーレシピも糖質オフでオススメです。
よかったらご覧ください。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました(^^)
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