休職中「何もしたくない」は当たり前。昼夜逆転して寝てばかりだった話

休職・復職
休職者
休職者

心の病で休職中だけど、毎日何もする気になれないできない自分が許せなくてモヤモヤする。どうすればいいの??

このように悩んでいる方に向けて、記事を書いています。

こんにちは。産業カウンセラーのゲッティです。

私は上司のパワハラで適応障害になり、約1年間休職していました。

当時の私は、大手保険会社の総合職。適応障害になる前はバリバリと仕事に打ち込み、規則正しい生活を送っていたつもりです。

そんな私でも、休職中は何をする気力も沸きませんでした。

今まで当たり前のように出来たことが出来なくなり、自分のことが嫌いになる毎日です。

ゲッティ
ゲッティ

起きてるのに布団から出たくない、お風呂に入りたくない、ひげも剃りたくない…。なんで出来ないんだ…。

しかし私は、休職期間が長くなるにつれ、できなくても落ち込まないコツや、行動したいときの対処法を少しずつ覚えていきました。

この記事ではそれを詳しく紹介していきます。

休職している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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「なにもできない」私の具体例

お風呂に入れない

これは、私が休職中につぶやいたツイートです。

私は休職中、お風呂に入るのがとにかく面倒でした。しかし、うつ状態のときは、お風呂に入れなくて当たり前だと思います。

Twitterでもつぶやいている通り、お風呂はエネルギーを多く使う行動です。

ゲッティ
ゲッティ

湯舟にただ浸かるだけではなく、服を脱ぐ・シャンプー・洗顔・体を洗う・服を着る・髪を乾かす…お風呂って、結構やることが多い。

お風呂を面倒に感じるのは、休職者に限らず誰しも一度はあるでしょう。

だから、無理して入ろうと頑張らなくて大丈夫。そのうち、頭や体がベタついたり痒くなったりして、自然と入りたくなります。

寝てばかりいる

とくに休職してすぐの頃は、目覚まし時計をかけずに就寝し、毎日10時間以上眠り続けていました。

ゲッティ
ゲッティ

寝てばかりで、なんだか罪悪感…

というかこんなに寝ていて、健康に問題ないのだろうか…

ただ、心療内科の先生に相談したり、睡眠に関する本を読んだりして、休職中にたくさん寝るのは問題ないことだと私は思いました。

なぜなら、「たくさん寝る=身体が睡眠のリズムを整えている証拠」だからです。

人の平均的な睡眠時間は、おおよそ7~8時間。下回ると睡眠不足になり、健康に悪影響を及ぼす原因になるそうです。

私は休職前、仕事に行くために早起きし、夜は飲み会などで0時を過ぎてから寝るのが当たり前。基本的な睡眠時間は5~6時間でした。つまり睡眠不足です。

無理して起きようとせず、自然な睡眠に身を任せて眠り続けていたところ、3週間くらいで平均的な時間へ落ち着いていきました。

今日もたくさん寝てしまった…

一日の時間を無駄にしてしまった…

と、思うのではなく

今日もたくさん眠って、睡眠のリズムを整えられた!

と、ポジティブに考えてみましょう。

ただ、いつまで経っても睡眠時間が変わらないなど、身体に違和感を覚えた場合は、医療機関へ相談したほうがいいかもしれません。

昼夜逆転してばかり

私は睡眠時間のリズムが整った後も、昼は寝て夜は起きて過ごす、いわゆる昼夜逆転の生活が続いていました。

スムーズに復職できるように、朝起きて夜寝る、規則正しい生活を送ろう!

と思いましたが、なかなかうまくいきません。

私はもともと、完璧主義な性格です。とくに仕事では、一度決めたことはやり通すことを意識していました。

それなのに休職してからは、「規則正しく過ごす!」という目標すら実行できません。もう自分は落ちぶれてしまったのか…と、悔しくなりました。

私は、なぜ昼夜逆転してしまうのか、自分の気持ちを掘り下げてみたのです。そこで気づいたのが、

日中起きていると、自分がみじめに感じる

ということです。

日中は世の中の多くの人が、活発に行動している時間。一緒に暮らしている親も、朝は早く起きてご飯を食べ、仕事に出かけていきます。

その動きに合わせて自分も起きていると、

皆が働いているのに、何をやっているんだ…

ほんとダメな人間だ…

ただでさえ適応障害で、あらゆることに否定的だったのに、さらに自分を追い込んでしまいました。

しかし世の中の人が寝静まり、活動を休止している夜中は、余計なことを考えなくて済んだのです。

そのため私は、

ストレスから心を守るために、体が自然に昼夜逆転へ導いてるんじゃないかな?

このように、休職中に昼夜逆転することはむしろ良い事だと思い、開き直って過ごしました。

その後、自然と昼夜逆転が減っていき、適応障害も少しずつ回復していったのです。

できなくても落ち込まない考え方

できて当たり前と思わない

朝起きる、ご飯を食べる、お風呂に入って寝る…このような日常生活の行動を、当たり前にできることだと思っていませんか?

上記の項目でも書いた通り、休職中は気力が湧かなくて当然。そのため、できなくて当たり前だと思うことが大切です。

そうすることで、できたときの喜びが増します。今日は顔を洗えた、ご飯をたくさん食べた、家族と少し会話できた…

私は社会に復帰した今でも、当たり前なんてないと思って生活しています。

ろっこりぃ
ろっこりぃ

マンガは私が描いてます。Twitterでも発信してるので、よかったらご覧ください。

やりたくなったらやればいい

やる気は、どう頑張っても出ないときな出ないもの。無理してやろうとせず、自然とやりたくなるのを待つのも方法です。

そしてもういっそ、何もしないことを楽しむというのもアリです。

何もしないといっていっても、以下のようなことはできるかもしれません。これは私がやっていたことです。

・ひたすらボーっとする
・景色を見る
・音楽を聴く
・ネットサーフィン
・マンガを読む
・映画や動画を見る
・ゲームをする

このように、思うがまま引きこもり生活を続けていると、私はだんだん外へ出たくなりました。あんなに外に出るのを面倒に感じていたのに、不思議ですね。

なんとか行動したいときの対処法

すっぽかしても良い予定を入れる

人は、強制されないと行動に移せないことが多いと思います。

お風呂に入ったり、朝早く起きたりできるのは、その先に予定があるから。

仕事・友達との約束・美容院の予約など、「〇時に行かなければいけない」という予定があるとテキパキ動けるけど、まったく予定が無い日はダラダラ…ということはありませんか?

休職中は、基本的に予定が無い日の連続だから何もできないのかもしれません。

「もっと何か行動したい」と思ったら、すっぽかしても問題ない予定を入れてみましょう。

例えば、以下のようなもの。

・〇時に始まる番組を見る
・ランチタイムにファミレスで食事する
・〇時に開演の映画を見に行く

上記のようなものなら、万が一すっぽかしても誰にも迷惑をかけません。また、なるべく〇時と時間が決まっているもののほうが、行動を促せます。

「できた!」を口癖にする

人は、達成感や成功体験から次の行動が生まれることがあります。

そのため、たとえ小さなことでも何か行動できたら「できた!」と考えましょう。

例えばいつも昼夜逆転してしまうのに、日中に起きられたら、それも「できた!」のひとつ。もうその時点で、何もできない自分とはおさらばです。

なんだ、意外に自分はできるじゃないか。

このように自信に繋がり、「次もやってみよう!」「他のこともやってみよう!」と、思えるかもしれません。

「今まで出来ていたのに、出来なくなった」と考えるのはやめて、一度まっさらな状態になることが大事。「できた!」を、少しずつ積み重ねましょう。

焦らずゆっくりいきましょう

以上、何もできない自分と向き合うコツを紹介しました。

休職中は、基本的に何もする気が起きなくて当たり前です。周囲の動きに合わせようとせず、自分のペースでゆっくり過ごしましょう。

私のブログやTwitterでは、主に職場の人間関係について発信しています。休職中の過ごし方で悩んでいる方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

休職中の過ごし方。適応障害になった大企業サラリーマンの体験談
休職中の悩みの中で多いのが「過ごし方」です。この記事では、上司のパワハラで休職し、のちに社会復帰を果たした私の体験談を綴っています。何をして過ごせばいいか分からず、焦っている方は、ぜひ参考にしてください。

Twitterも日々更新しているので、ぜひフォローいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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