この間まで仲の良かった〇〇ちゃんが、急にそっけなくなった…。
どうしよう、嫌われたかもしれない…。
でも、嫌われた理由が分からない…。モヤモヤする。どうすればいいの…?
私はこのように、何度か悩んだ経験があります。高校生のときはクラスメイトに、社会人になってからは職場で仲良くなった同僚に…。
ほかの友人に相談すると、「気にするな」と言われました。
いやいや、「気にしない」って、ハードル高いよ。
気にしないようにすると、逆に気になる…
何か気に障ること言っちゃったかな…
私の何が悪かったんだろう…
考えすぎて、勉強や仕事に集中できない…
そこで私は、「気にしないための思考法」を模索するようになりました。
書籍やネットで情報を集めたり、産業カウンセラーの夫に相談したり…
そうしていくうちに、「あれ、嫌われたかも?」と感じても、前より思い詰めなくなりました。
この記事では、私が実践している4つの思考法を紹介します。
私は人間関係の悩みについて、Twitterで発信しているのですが、今回はツイートの中で反響の多かった思考法も紹介したいと思います。
イラストのほうが伝わりやすいと思って、いつもマンガを描いて発信しています(^^)よかったら、こちらも見ていただけると嬉しいです。
悩んでいる人の気持ちが、少しでもラクになれば幸いです。
その友達と「合わなかった」だけ
人には、合う・合わないがあるから、直接的に悪いことをしていなくても、嫌われるときは嫌われるもの。
なんで仲良くなってから、嫌われなきゃなんないのさ。私と合わないなら、最初から友達にならなきゃよかったのに…。
と、私は思っていました。
でも、仲良くなって私のことをより深く知った結果、「合わない」と思ったのかもしれません。
合わないのを、合わせようとするのは、ものすごく疲れます。だから友達は離れていったのでしょう。それはもう、仕方のないことです。
「奇遇だね!私もキミと、ちょっと合わないと思っていたよ。キミのほうから距離をとってくれてありがとう!」
このように考えると、気持ちが落ち着きます。
「友達がそっけない理由=合わなかっただけ」。
だから、嫌われた理由を尋ねたり、謝ったりする必要はない。
この先も「自分に必要な人か」真剣に考える
自分に、このように質問してみてください。
「その友達は、自分にとって必要不可欠で、唯一無二の存在ですか?」
「その友達に嫌われていると、この先の人生、自分にとって何が不利益ですか?」
私は、
いや…?そこまでじゃない…。
別にその友達がいなくても、普通に生きていける。
という答えがでました。
悩みを相談する人や、遊ぶ人が1人もいなくなる訳ではなく、私にはほかにも友達がいる。嫌われたって、そこまでダメージはないじゃないか。
ただ、「自分が嫌われた」ということに対して、モヤモヤしてただけなんだ。
と、思ったのです。
逆に、
〇〇ちゃんは、自分の人生において、超重要!
絶対に嫌われたくない!
という答えが出たのなら、その人と仲直りするための行動が必要だと思います。
そういう訳ではないのなら、その友達のことは忘れて、本当に必要だと思う人を大事にしましょう。
自分自身を見つめ直して友達に感謝する
自分は相手の事を、べつに嫌いじゃなかったのに、一方的に嫌われたらショックですよね…。
でも、その友達が自分と距離を置くのには、何かしらの理由があると思います。
どうしてもモヤモヤが消えないようであれば、自分自身の発言や行動に問題がなかったか、深掘りしてみるのも手です。
私も時間をかけて行動を振り返ってみると、はっきりとした理由は分からないけれど、思い当たる節はいくつかありました。
たとえば、
などなど…
私は友達に嫌われたことで、自分の悪いところを見つめ直す良い機会になりました。
そして、
自分自身と向き合う機会をくれて、ありがとう。
このように感謝すると、「友達に嫌われたこと=嫌な経験」という記憶にならずに済みます。
ただ、反省しているうちに、
はぁ…。
なんであんなこと言っちゃったんだ。
もっと相手のことを考えればよかった。
自分はダメな人間だ…。
と、落ち込む人もいるでしょう。私が実際そうです。
そんなときは、
「反省する前の自分と、反省したあとの自分は、もう別人なんだ!」
このように考えると、メンタルが安定します。
「時間がもったいない」と考える
嫌われたときって、その友達のことばかり考えてしまいますよね。
私は、嫌われた理由が気になりすぎて、共通の友達に相談したり、その子のSNSを何度も見たりしていました。
でも、かけた時間のわりに得られるものは少なく、悩みが深くなるばかり…。
そんなときに、「時間がもったいない」と考える方法に出会いました。
私はその友達と、これから仲良しに戻りたい訳ではない。
なのに、どうしてこんなに長時間、その子のことを一生懸命考えているんだろう…。
なんだか時間、もったいなくない?
仲良しに戻りたいなら、仲直りする方法を真剣に考えればいい。
でも私は、仲直りしたいのではなく、「嫌われたことを気にしたくない」だけでした。
私も、これを読んでくださっている方も、自分から離れていった相手のことを長時間考えるほど、暇じゃないはず。
自分を大切にしてくれる友達や家族と、楽しく過ごす時間にあてたり、勉強や仕事に集中したりするのが大事だと思います。
時間は無限ではありません。貴重な時間を、もっと楽しいことに使っていきましょう。
まとめ:万人に好かれる人はいない
「誰にでも好かれる人」は、いないと思います。
この世にたくさんいる人の中で、誰かには嫌われるもの。自分を嫌った友達は、その1人だったのです。
嫌われるのは、自分のせいでも相手のせいでもありません。ただ、2人の「性格が合わなかった」だけです。
この記事を読んでくださった方の心が、少しでも軽くなるのを願っています。
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