上司が怖くて仕事がツライ。
うちの上司はブラック上司なのかな?
もっと楽に仕事をするには、どうしたらいいのだろう?
このように思っている方に向けて、記事を書きました。
こんにちは。ろっこりぃと申します。
私の夫は、女性上司のパワハラでうつ状態になりました。
私は夫からたくさん話を聞いたことに加え、その当時の夫の状態を間近で見てきました。
もしあなたの職場の上司が、以下のような言葉を使う場合、ブラックの可能性が高いでしょう。
こちらは、私の夫や友人が実際に受けた言葉です。
ちなみに、上記のマンガをTwitterで発信したところ、大変多くの方から共感いただきました。ブラック上司に悩んでいる方は、たくさんいるようです。
Follow @Rokkorii夫や友人がパワハラ上司から言われた言葉をまとめてみた😌
— ろっこりぃ@元気になるイラスト (@Rokkorii) December 24, 2020
・あなたのために怒ってるの
・期待して損した
・使えない
・「なんで?」の攻撃
攻撃的、否定的な言葉を受け続けると、人はどんどん自信を無くして弱ります。
時には肯定して自信を持たせてくれるような上司と働きたいものですね。 pic.twitter.com/p3cfdteI6z
この記事では、夫のリアルな体験談をもとに、ブラック上司の特徴や対策を説明していきます。
あなたの職場の上司はブラックなのか、ぜひ読んで判断してみてくださいね。
ブラック上司の特徴15選
➀怒鳴る
冷静ならまだしも、声を荒立てて怒るのはやめて欲しいですよね。
さらにひどい行為は、他の人がいる前で怒ること。相手の事を想う気持ちがあるのなら、別の部屋で話すなどの配慮があるはずです。
➁話しかけにくい雰囲気を作る
私の夫は、分からないことを質問したときに「そのくらい、自分で考えろ」と怒られ、自分で判断して行動したときは「なんで聞かなかったの?」等という発言を受けていました。
もちろん行動する前に確認すれば良かったのかもしれませんが、質問しにくい雰囲気を作っていたのは上司です。
怖くて話しかけられない→報告・連絡・相談が疎かになる→ミスをする→怒られる→さらに話しかけにくくなる
この悪循環では、仕事はうまくいきません。
➂自分のミスを認めない
部下のミスは、これでもかと言うくらい指摘してくるのに、自分のミスには甘い上司、いませんか?
むしろ、ミスと認めず正当化してくる人はブラック確定です。
④休暇がとれない・帰らせない
残業や休日出勤が、当たり前だと思い込んでいる上司は危険です。
⑤休憩中に当たり前のように仕事を頼んでくる
昼食中は、自分の時間を大切にしたいもの。
緊急の要件ならまだしも、後ででもまったく問題ないことを休憩中に頼んでくる人は、配慮が足りません。
休憩中にとどまらず、休日に電話を掛けてくる人はブラック確定です。
お客様が関わるような急ぎの案件なら仕方ないこともありますが、そうでもないなら現場にいる人たちでなんとかするべきだと思います。
⑥一度のミスをずっと根に持つ
人は誰しも失敗をするもの。一度の失敗をその後も指摘され続けたら、傷つきます。
1度指導した後は、すぐ切り替えてくれるような上司の元で働きたいものです。
⑦陰口・悪口をたくさん言う
上司から、他のメンバーに対する悪口を聞かされても、普通に反応に困ります。
上司なのだから、指摘したことがあれば本人へ直接話すべき。
自分のことも影で言われているのでは?と、不安になりますよね。
⑧いざという時に助けてくれない
お客さんから苦情を受けていたら、後ろから出てきてくれる人
ミスをしてしまったら、指摘しつつフォローしてくれる人
このように、普段は厳しくても、いざという時に助けてくれるのが上司だと思います。
助けないことが指導だと思っているのか、面倒で助けないのか分かりませんが、本当に困っているときは支えて欲しいものです。
⑨指摘だけで褒めない
厳しい反面、しっかり褒めてくれる上司は素敵です。
いつも厳しいだけで、まったく褒めてくれない上司は、ブラックです。
⑩自分が言ったことを覚えていない
「そんなこと、言った覚えはない」などと、自分の指示内容や発言を忘れていたり、言っていることが2転3転したりする上司は注意。
単純に忘れやすい性格なのかもしれませんが、それなら素直に「忘れてた、ごめん」と誤ってくれればまだ許せます。
逆ギレするように「言ってない!」と否定されてしまうと、受け取った側は自信を失い、ストレスが溜まります。
⑪人格を否定する発言
バカ・キモイ・デブ・ブス・頭が悪い・性格が悪い・育ちが悪い・使えない・ダメな奴・給料泥棒などなど…
⑫すぐ感情的になる
上司はなるべく、物事を落ち着いて冷静に判断してほしいもの。
すぐにカッとなるなど、感情をコントロールできない人は怖いですよね。
⑬部下の状況を把握していない
部下が今、仕事で何を抱えているのか、どのように仕事を進めているのかきちんと把握してほしいもの。
ろくに確認もせず、次から次へと新しい仕事を振ってくる人はブラックですね。
⑭昔の自分と比較してくる
「私の若いころは、こんなんじゃなかったわ」
「私の方が、もっと辛かった」
夫がよく、このような発言を受けていました。
自分が辛い経験をしたことが、部下を同じように苦しませていい理由にはなりません。
⑮情緒不安定
午前中は、機嫌や口調が悪かったのに、午後になったら急に笑顔で話しかけてくる人、いませんでしょうか?
私も夫も経験したことがあります。
気分の浮き沈みで、周囲を振り回さないでください。
ブラック上司への対策
ブラック上司が怖く、仕事がツラいと感じたとき、以下のように2択で悩む方が多いでしょう。
このまま耐えるか、転職するか、どちらにしよう…
私の主張としては、早めに転職することをおすすめします。
なぜならブラック上司に耐え続けたら、私の夫のように心の病になる場合があるからです。
とはいえ、頑張って入社した会社を退職するのは勇気がいるもの。もうちょっと頑張ってみたいと思う方もいると思います。夫もそうでした。
そんな方に私が提案したい対策は、以下の2つです。
➀耐えるなら心療内科へ行く
➁退職ではなく休職する
耐えるなら心療内科へ行く
ただ耐えるのはやめましょう。
強いストレスを受け続けている最中は、自分がもう無理だと感じるバロメーターが、正常に働かなくなる可能性が高いのです。
「この程度で悩んでいたら、どこに行ってもやっていけない」
「みんなツライのだから、自分ももっと頑張らないといけない」
このような気持ちが自分の限界を超えてしまうと、うつ状態になりかねません。
もしブラック上司のもとで耐え続けるのであれば、そうならないために、一度心療内科へ行くことをおすすめします。
私の夫も、転職する前に心療内科へ通いました。心療内科はメンタルクリニックとも呼ばれ、心のケアをするための場所です。
心療内科に行くのって、すごくハードルが高いイメージ。
ものすごく傷心していないと、行っても場違いじゃないの?
私も夫も、最初はこのように思っていたので、同じように考える方が多いでしょう。
しかし心療内科は、ちょっとメンタルが不安定かも…と感じたら、誰でも行っていいところです。
クリニックの先生に職場での状況を説明したところ、味方になって親身に話を聞いてもらえました。
すぐに転職するべきか、もう少し様子を見るべきかも一緒に考えてくれたため、夫も気持ちがだいぶ軽くなったとのことです。
家族や友人に心配をかけたくないと思っている方ほど、ストレスを自分の中だけに溜め込んで悪化させてしまうもの。
自分が今、正常な状態なのか客観的に見てもらうためにも、一度訪れてみましょう。
ただ、当日すぐに受診してもらえるところは少なく、事前に予約が必要になるので気を付けてくださいね。
退職ではなく休職する
お勤めの企業が、休職に対応しているのであれば、転職する前に積極的に利用するべきです。
もちろんその企業の基準によって、どの段階で休職できるかは分かりません。
私の夫の場合は、ストレスによる腹痛を発症したタイミングで会社に報告し、休職することができました。
休職する大きなメリットは、体調を整えられることと、次の行動をじっくり悩めることです。
パワハラを受けている最中は余裕が無く、「逃げたい」という一心で転職先を探しがち。そんな状態では、次の転職先をあいまいな判断で選択しかねません。
休職すると、自分のための時間が確保できます。転職をすべきか、それとも復職すべきか、落ち着いて考えられるので、後悔しない選択がしやすいのです。
休職をした直後は、私の夫のように強い罪悪感でいっぱいになることもあります。
しかし、会社のためではなく自分のための人生を送るためにも、勇気を出して休職してみましょう。
夫が休職した流れは、こちらの記事で説明しています。
どちらもできないなら転職する
心療内科に行けず、休職もできないようであれば、早めに転職しましょう。ブラック上司のもとで、耐えながら働き続けるのは危険です。
もし心の病になってしまったら、本来ならできるはずの仕事もできなくなってしまう可能性があります。
従来は、転職歴が多いと転職に不利になる、という印象が強くありました。
しかし現代は、転職歴が多いことが、逆に武器になる時代です。
私は以前、ハローワークの講習会で、キャリアカウンセラーの方にそのことを教わりました。
複数の企業でさまざまな人間関係や業務を経験した方は、人として厚みが増すため、優遇してくれる企業が増えているようです。
そのため、転職回数が多くても、積極的に転職して大丈夫だと思います。
それに、いま転職をしたとしても、それはブラック上司から逃げるための転職ではありません。ブラック上司に見切りをつけて、新しい道を選んだだけです。
数か月後の自分のために、ぜひ行動に移りましょう。
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