仕事が辛くて、頻繁に泣いてしまう。他にも泣きながら仕事してる人、いるのかな?泣いたときの対処法も知りたい。
このように悩んでいる方に向けて、この記事を書いています。
こんにちは。
金融機関に8年勤めていたろっこりぃと申します。
現在はライターをしながら、職場の人間関係について、Twitterやブログで情報発信をしています。
私はかなり泣き虫で、仕事中はなんとか涙をこらえるものの、緊張が解けた車の中で号泣しながら帰ることが多々ありました。
そんな私が主張したいのは、「泣く=自分の体が、限界を知らせる合図」ということです。
貴重な合図を無視して、当たり前のように泣きながら仕事を続けていると、体への悪影響を及ぼしかねません。
私は、うつ病にはならなかったものの、何度もストレスによる過呼吸や血尿に悩まされました。
人が泣くことには、必ず理由があります。
自分が泣く原因をしっかり見極め、早めに次の行動を起こさなければ、治りにくい心の病に陥ることもあるでしょう。
この記事では私の体験談を交えながら、泣いたときおすすめの行動や思考法を紹介します。「自分がなぜ、泣くのか」ということに、向き合ってみましょう。
泣いてしまう4つの原因
仕事がツライと感じる背景には、このような原因があります。
➁長時間労働&低賃金
➂キツイノルマ
そして仕事で「泣いてしまう原因」は、主に以下の4つです。
これまで、どんなシーンで泣きそうになったか、思い出しながら読み進めてください。
特に、「恐怖」によく当てはまる方は注意が必要です。
失敗による「申し訳なさ」
自分がミスしたことで、職場の人やお客さんに迷惑をかけてしまった…申し訳ない…
自分の失敗で他の人の時間を奪い、労力を掛けさせてしまったら、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
もし相手を怒らせてしまったら、その気持ちはさらに膨れ上がるでしょう。
「なんであの時、気づかなかったんだろう…」
「なんでもっと、確認しなかったんだろう…」
ミスを犯した自分を責め、思わず涙がこぼれます。
できない自分への「悔しさ」
頑張っているのに、全然うまくいかない。悔しい…
一生懸命努力しているのに、結果が出ないどころか、失敗してばかり。
「他の人はできてるのに、どうして自分だけ上手くいかないの?」
「なぜあの人は頑張っていないように見えるのに、上手くいくの?」
できない自分が嫌いで、情けなくて、涙が溢れます。
私は金融機関時代、自力で契約を集めることができず、母親から保険の申込をしてもらったことがありました。
絶対に親に頼らないと決めていたにも関わらず、母親にお金を出させてしまったことが悔しくて、涙を流しながら謝りました。
目標や責任の重さによる「苦しみ」
ノルマを達成しなければ、怒られるし立場が無い。
この仕事を成功させなければ、大変なことになる。
もう苦しいよ…いつまで頑張ればいいの?
仕事は頑張れば頑張るほど、責任が増えていくもの。
責任の重さに耐えられず、じわじわと涙が出ることはありませんか?
私が金融機関に勤めていた頃、必死な思いで今期の目標を達成したのに、次の月にさらに高い目標を与えられることの繰り返しでした。
終わりの来ないノルマ地獄で、生きた心地がせず、逃げ出したいという気持ちから泣いてしまう事がありました。
パワハラなどの「恐怖」
上司やお局さんが怖い…。
自分の発言や行動を否定され、怒られる。
上司に、思い切り怒鳴られたり、自分のことを否定されたりすると、萎縮して、思わず泣きそうになりませんか?
上司のパワハラや、お局の威圧感などによる恐怖感から涙が溢れる方は、このまま同じ状態が続くと、心や体に悪影響を及ぼす心配があります。
私の夫は、女性上司からひどいパワハラを受けていましたが、もともと涙をあまり流さないため限界が分かりづらく、気がついたらうつ状態になっていました。
涙が流れることは、自分の限界を知らせる合図。
せっかく流れた涙を無視せず、早めに行動することが大切です。
泣いた時におすすめの行動・思考法
涙が出たとき、何を考え、どのような行動をとっていますか?
どうせ自分なんか…
なんてだめな人間なんだ…
自分が嫌い…!しくしく…
このように、涙を流しながら、自分を否定していませんか?
私もよくやってしまうのですが、否定してさらに自分を追い込んでしまうと、なかなか泣き止めないどころか、メンタルが不安定になってしまいます。
泣いたときは、できるだけ前向きになれるような行動や考え方が大切です。
おすすめ対処法を、マンガで3つ紹介します。Twitterで発信したところ、とても多くの方に共感いただけました。
鏡を見て褒める
車の中や自分の部屋で、人知れず泣いてしまったとき、鏡で自分の顔を見てみましょう。
自分を客観視して、「よく頑張ったね」と褒めてあげると、気持ちが落ち着きます。
「涙が出る=自分が弱い」と思わない
「涙が出る=自分が弱い・情けない・格好悪い」このように思うのは、やめましょう。
自分の体が、あなたを褒めているから、涙が溢れるのです。
泣いた原因を真剣に考える
涙を流した原因は、上記で紹介した「申し訳なさ」「悔しさ」「苦しみ」「恐怖」の、どれに当てはまりますか?もしくは、ただただ「悲しい」のかもしれませんね。
涙の原因と向き合わなければ、ただの泣き損です。
せっかく流した涙を、大切にしましょう。
限界だと思ったときの対処法
職場の人間関係やノルマのキツさなど、涙が出る原因を改善するのは困難だと思ったら、そのまま放置してはいけません。
とくに人間関係で悩んでいる場合、人は簡単に変えられないので、状況を良くするのは難しいでしょう。
とるべき対処法として挙げられるのは、以下の3つです。
心療内科へ行く
強いストレスを受け続けると、今の心が正常か、自分で判断できなくなることがあります。自分の限界以上に頑張ってしまうと、うつ病になるかもしれません。
そうならないように、早めに心療内科で相談することが大切です。
心療内科とは、心のケアをするためのクリニック。内科や歯科のように、気軽に訪れるイメージがないことから、行くことをためらう方が多いと思います。
しかし心療内科は、心が弱っている方なら、どなたでも訪れていい場所です。
私の夫は、パワハラ上司に悩んでいた時期があり、心療内科で見てもらったところ、適応障害と診断されました。
適応障害とは、特定の場所(パワハラ上司のいる職場など)にいるときに、うつ病のような症状があらわれるものです。
心療内科に通うことで完治しましたが、放っておいたら、本格的なうつ病を発症する恐れがあったので、早めに訪れて本当に良かったと思います。
休職する
限界とはいえ、せっかく頑張って入社した企業を辞めるのは、勇気がいるものです。もしお勤めの企業に休職制度があるなら、利用を検討しましょう。
休職することで、慌ただしい毎日から解放され、「このまま仕事を続けたほうが良いか、転職するべきか」ゆっくり考えられます。
私の夫が休職したときのエピソードを、こちらの記事にまとめていますので、よかったら参考にしてください。
転職する
もう、転職しましょう。
涙を頻繁に流すということは、自分が悪いのではなく、その職場が自分に合っていないのかもしれません。
「上司や職場から逃げた・負けた」などと考えるのではなく、「捨てる」と考えると、前向きな気持ちで転職に進めます。
なお転職する際は、転職サイトを眺めるだけではなく、転職エージェントを利用することがおすすめ。
転職エージェントとは、自分に担当者が付き、自分に最適な企業を紹介してもらえらり、履歴書や職務経歴書を添削してもらえたりするサービスです。
無料で利用できるうえ、企業選びのコツを教えてもられるので、転職による失敗を防げます。
リクルートエージェントを利用した際の体験談をまとめたので、よかったら参考にしてください。
まとめ
以上、泣いてしまう原因や、その対処法を紹介しました。少しでもお役に立てれば幸いです(^^)
このブログは夫婦で運営しており、主に職場の人間関係について発信しています。
私のTwitterでは、マンガやイラストを用いて、人間関係が楽になるコツや、元気になる言葉を紹介していますので、ご覧いただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
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